給与の額面から計算
4月:40万円(基本給30万円、残業代5万円、住宅手当4万円、通勤手当1万円)
5月:38万円(基本給30万円、残業代3万円、住宅手当4万円、通勤手当1万円)
6月:39万円(基本給30万円、残業代4万円、住宅手当4万円、通勤手当1万円)

上記の平均39万円が標準月額です。先ほどの表と照らし合わせると標準報酬月額は23等級の38万円となることがわかります。毎月の保険料はここに9.15%をかけて3万4770円となり、1年分では12をかけて41万7240円となります。

賞与から計算
夏のボーナス:60万500円
冬のボーナス:65万900円

1,000円未満は切り捨てるため標準賞与額は60万円と65万円となります。
厚生年金保険料は(60万円×9.15%)+(65万円×9.15%)=5万4900円+5万9475円=11万4375円

給与から計算した保険料と賞与から計算した保険料を合計する
41万7240円と11万4375円の合計53万1615円が、1年間の厚生年金保険料額となります。

厚生年金保険料を自動計算してくれるサイト

標準報酬月額や賞与額を入力すると、厚生年金の保険料を自動で計算してくれるサイトをご紹介します。

厚生年金保険料の計算 – 高精度計算サイトへ

まとめ

自分が払っている厚生年金保険料がどのように算出されているかがおわかりになりましたか。今後、昇進や転職などによって給与額の変動があったとしても、今回の基本的な算出方法を元に確認できますので、参考にしてくださいね。